白血病タイピング検査概論

9. 課題

以上述べてきたように、造血器腫瘍の中では、特に、急性白血病及びNHLリンパ腫において、免疫表現型白血病タイピングの迅速診断が要求される。
形態学的診断と一緒に同施設でFCMによる白血病タイピングが同時に施行されることが、患者のためには望ましいが、現在多くの施設では検査センターに外注している。
検査センターではできるだけ迅速に解析しているが、即時というわけにはいかない。
症例によっては時間が経過すると死細胞 になりやすく、解析が困難な検体も生じやすい。
多くの施設で簡便で正確なFCMが施行できるような製品の開発が望まれる。
サンプル調製の自動化と、パネル測定データの解釈の自動化が組み込まれた製品が望ましい。