白血病タイピング検査概論

5. パネルの紹介

白血病あるいは悪性リンパ腫が疑われる検体において、腫瘍細胞の細胞形態や細胞化学の結果(特に短時間で検索できるペルオキシダーゼ染色は重要)から抗体を選択するのが効率的である。
FCMによる細胞表面抗原検査は形態検査の延長線上にある(表8~13)。

表8 POX(+)急性白血病における抗体の組み合わせ方の一例
(骨髄血。リンパ節・腹水・胸水・気管支肺胞洗浄液など)
CD45ゲーティング
表9 POX(-)急性白血病における抗体の組み合わせ方の一例
(骨髄血・リンパ節・腹水・胸水・気管支肺胞洗浄液など)
CD45ゲーティング
表10 リンパ組織(悪性リンパ腫を疑う)を検索する際の抗体の組み合わせ方の一例
CD45ゲーティング
表11 骨髄腫セットにおける抗体の組み合わせ方の一例
(骨髄血・リンパ節・腹水・胸水・気管支肺胞洗浄液など)
CD38ゲーティング
表12 ATLセット/LGL/CTCLにおける抗体の組み合わせ方の一例
(骨髄血・リンパ節・腹水・胸水・気管支肺胞洗浄液など)
CD3ゲーティング
表13 B-CLLセットにおける抗体の組み合わせ方の一例
(骨髄血・リンパ節・腹水・胸水・気管支肺胞洗浄液など)
CD19ゲーティング

表8 POX(+)急性白血病における抗体の組み合わせ方の一例
(骨髄血。リンパ節・腹水・胸水・気管支肺胞洗浄液など)
CD45ゲーティング
No. PE-Cy5
標識抗体
FITC
標識抗体
PE
標識抗体
組み合わせの意義
1 CD45 IgG1 IgG1 陰性コントロール。IgG1クラスの抗体はFcRを介した非特異的反応が少ない
2 CD45 CD3 CD4 CD4はAML全般に発現する。CD3抗体と組み合わせてT細胞の混入を除外。
3 CD45 CD16 CD56 CD56は予後不良マーカー。CD16抗体と組み合わせてNK細胞の混入を除外。
4 CD45 CD19 CD13 CD13は骨髄球系マーカー。CD19とCD13を組み合わせて骨髄球系細胞にCD19が発現することを検索する。t(8;21)を持つAMLの検索に有効。
5 CD45 CD34 CD19 CD34は造血幹細胞(病的には芽球)のマーカー。CD34*CD19の組み合わせで芽球のCD19発現を検索する。CD19抗体はFITC標識よりもPE標識の方が検出感度が高い。
6 CD45 CD34 CD117 CD34もCD117も造血幹細胞(病的には芽球)のマーカー。ALLの極一部を除けばCD117はAMLに特異的。
7 CD45 IgG2b/IgM IgG2a/IgG2b PE標識IgG2a及びIgG2b抗体は非特異的反応が強く要注意。
8 CD45 CD10 HLA-DR CD10はB-ALLの検索に有用。AMLにおいて陽性となることは少ない。HLA-DRはAML全般で陽性となるが、陰性のこともしばしばある。APLでは一般的に陰性。
9 CD45 CD14 CD11b CD14は単球系に特異的なマーカー。CD11bは単球や顆粒球球に発現する。CD14*CD11bの組み合わせは幼若~成熟単球系細胞の検索に有用。
10 CD45 CD15 CD2 CD15は顆粒球系に発現する。CD2はT細胞やNK細胞のほか、AMLにも発現する。APLにおけるCD2の発現はRARAαの切断点と関連する。
11 CD45 CD34 CD7 CD7はT細胞・NK細胞マーカーであるが、AMLではMDSの芽球のようにより未分化な骨髄芽球に発現する。CD34*CD7の組合わせによりT細胞・NK細胞の混入を除外する。
12 CD45 CD36 CD11c CD36は単球、幼若赤芽球、巨核球・血小板に発現する。CD11cは顆粒球及び単球に発現し、単球系での発現量が多い。CD36*CD11cの組み合わせは幼若な単芽球の検索にも有効。
13 CD45 CD41 CD33 CD41は巨核球系に特異的。CD33は顆粒球・単球系全般に発現する。CD41*CD33は巨核球系の検索に有用。CD41は血小板にも反応するので血小板の付着に注意。
* Glycophorin A (235a) 形態学的に赤芽球系の疾患が疑うときに検索する。

表9 POX(-)急性白血病における抗体の組み合わせ方の一例
(骨髄血・リンパ節・腹水・胸水・気管支肺胞洗浄液など)
CD45ゲーティング
No. PE-Cy5
標識抗体
FITC
標識抗体
PE
標識抗体
組み合わせの意義
1 CD45 IgG1 IgG1 IgG1クラスの抗体はFcRを介した非特異的反応が少ない
2 CD45 CD1a CD4 CD1aは樹状細胞や胸腺細胞に発現する。CD4は成熟T細胞のほか胸腺細胞や単球系細胞にも発現することから、CD1a*CD4の組み合わせでこれらの造血器腫瘍細胞の検索ができる。
3 CD45 CD3 CD8 CD3はT細胞に特異的。CD3*CD8の組み合わせはT-ALLの検索に有用。
4 CD45 CD10 CD19 CD19はB細胞系マーカー。CD10*CD19を組み合わせてB-ALLの検索を行う。CD19抗体はFITC標識よりもPE標識が感度が高い。
5 CD45 CD16 CD56 CD16、CD56はともにNK細胞及びT細胞マーカー。CD16*CD56と組み合わせて成熟NK細胞(CD45bright+)の検索も可能。
6 CD45 CD19 CD13 CD13は骨髄球系マーカー。CD13はB-MLにも発現するので、CD19*CD13を組み合わせてB細胞におけるCD13の発現を検索する。
7 CD45 CD19 CD66c CD66cはPh1+ ALLに発現頻度の高い表面マーカー。AMLにも発現するため、B細胞系マーカーと組み合わせて検索。
8 CD45 CD20 CD5 CD20抗原はB細胞特異的、CD5はT細胞とB細胞の一部に発現する。CD20*CD5を組み合わせてCD5+B細胞の検索も可能。
9 CD45 CD34 CD117 CD34とCD117は幹細胞マーカー。CD117は骨髄系の芽球で発現頻度が高い。CD34との組み合わせで芽球細胞の細胞系列を検索。
10 CD45 IgG2b/IgM IgG2a/IgG2b
11 CD45 CD2 HLA-DR CD2抗原は、T細胞系、NK細胞系、一部のB-ALLやAPL細胞にも発現する。HLA-DRは病型分類にはほとんど役立たないが、APL細胞では陰性。
12 CD45 CD14 CD11b CD14抗原は単球系に特異性が高いが、AML M5における陽性率は高くない。CD14*CD11bの組み合わせで成熟単球の比率を知るのに役立つ。
13 CD45 CD15 CD22 CD15は顆粒球系マーカー。CD22はCD19抗原と並ぶB細胞系特異的マーカー。CD22は細胞表面の検索を行えば、細胞質内を測定する必要はほとんどない。CD15陽性B-ALLが存在することからCD15*CD22を組み合わせる。
14 CD45 CD34 CD7 CD7抗原はT細胞系・NK細胞系のマーカー。CD34*CD7の組み合わせが、芽球におけるCD7発現の検索が確実に行える。
15 CD45 CD36 CD11c CD36抗原は単球、巨核球・血小板、赤芽球に発現する。CD11c抗原は顆粒球・単球に発現し、単球での発現量が多い。CD36*CD11cの組み合わせは単球系の検索に役立つ。
16 CD45 CD41a CD33 CD41は巨核球系に特異的。CD33は顆粒球・単球系全般に発現する。CD41*CD33は巨核球系の検索に有用。
(ALLが疑われる時に測定)
細胞質内
17 CD45 anti-TdT CD19 TdT活性はALLの分化段階を決定するのに有用。FCM、免疫組織染色法における微少残存病変の検索にも利用できる。
18 CD45 anti-IgM CD19 B-ALLにおいて細胞質内μ鎖(Cμ)の検索は、common ALLとpre-B ALLの病型分類に必要。Cμ+ならpre-B ALL。
細胞表面
19 CD45 anti-IgM CD19 B-ALLにおいて、表面免疫グロブリンIgM(+)L鎖(-)はtransitional pre-B ALLの指標となる。
20 CD45 anti-kappa CD19
21 CD45 anti-lambda CD19
(リンパ球系マーカー骨髄球形マーカーが共に陽性の急性白血病で測定)
細胞質内
22 CD45 anti-MPO CD34 表面マーカーからAMLが疑われる場合やbiphenotypic leukemiaが疑われる場合に実施する。CD34を組み合わせて混在する顆粒球の影響除外。
23 CD45 anti-TdT CD19
24 CD45 anti-IgM CD19

表10 リンパ組織(悪性リンパ腫を疑う)を検索する際の抗体の組み合わせ方の一例
CD45ゲーティング
No. PE-Cy5
標識抗体
FITC
標識抗体
PE
標識抗体
組み合わせの意義
1 CD45 IgG1 IgG1 IgG1クラスの抗体がFcRを介した非特異的反応が少ない
2 CD45 CD1a CD4 CD1aは樹状細胞や胸腺細胞に発現する。CD4は成熟T細胞のほか胸腺細胞や単球系細胞にも発現することから、CD1a*CD4の組み合わせることでこれらの造血器腫瘍細胞の検索ができる。
3 CD45 CD2 CD25 CD2はT細胞とNK細胞のマーカー。CD25は活性化T細胞及びB細胞にも弱く発現する。CD2*CD25を組み合わせてT細胞とB細胞のCD25発現を区別する。
4 CD45 CD3 CD8 CD3はT細胞に特異的。CD3*CD8の組み合わせはT-ALLの検索に有用。
5 CD45 CD4 CD45RA CD4+CD45RA+はna ve T細胞のマーカー。CD4陽性T細胞がCD45RA発現に偏りがあるかを検索する。
6 CD45 CD10 CD19 CD19はB細胞系マーカー。CD10*CD19を組み合わせてB-ALLの検索を行う。CD19抗体はFITC標識よりもPE標識が感度が高い。
7 CD45 CD16 CD56 CD16、CD56はともにNK細胞及びT細胞マーカー。CD16*CD56と組み合わせると成熟NK細胞(CD45bright+)の測定も可能。
8 CD45 CD20 CD5 CD20抗原の検索は、リツキサンの使用を考える上で必須。CD20はB細胞特異的とされるがT細胞にも交差反応が見られる。FITC標識CD19抗体はB細胞の検出感度が低いためFITC標識CD20抗体と組み合わせてCD5陽性B細胞の検索を行う。
9 CD45 CD19 CD13 CD13は骨髄球系マーカー。CD13はB-MLにも発現するので、CD19*CD13を組み合わせてB細胞におけるCD13の発現を確認する。
10 CD45 CD19 CD23 CD23の検索はsmall lympphocytic lymphomaの同定に必須。CD19*CD23の組み合わせで特異性が高まる。
11 CD45 CD34 CD30 CD30(Ki-1)抗原は、T-ML・B-MLやホジキンリンパ腫で陽性となる。ホジキンリンパ腫では大型細胞を解析することが重要。CD34は幹細胞マーカーであるが、リンパ節の解析ではリンパ芽球性リンパ腫を見落とさないために加える。
12 CD45 IgG2a/IgM IgG2a/IgG2b
13 CD45 CD3 CD7 CD3はT細胞特異的マーカー。CD7はT細胞及びNK細胞に発現する。CD3+CD7-はATL/ATLLに特徴的だが、健常者にもごくわずかに存在する。
14 CD45 CD15 HLA-DR CD15は顆粒球系のマーカーだが、ホジキン細胞にも発現する。ホジキンリンパ腫では大型細胞を解析することが重要。
15 CD45 CD19 CD11c CD11cは顆粒球系のマーカー。Hairy cell leukemiaでも強発現。CD19*CD11cを組み合わせてB細胞での発現を確認する。
16 CD45 CD21 CD22 CD21はB細胞及びEBVに感染したT細胞でも発現する。CD19と並ぶB細胞特異マーカーであるCD22を組み合わせてB細胞とT細胞の発現を区別する。

18 CD45 anti-kappa CD19 悪性リンパ腫を疑う検体においては、B-MLの診断に必須目。L鎖の偏りはクローナリティの証明になる。B細胞系マーカーとの組み合わせが重要。
19 CD45 anti-lambda CD19
20 CD45 anti-IgM CD19 悪性リンパ腫を疑う検体において免疫グロブリン重鎖の解析は、B-MLの病型分類に重要な情報を与える(図Ⅲ-13、14参照)。
21 CD45 anti-IgD CD19
22 CD45 anti-IgG CD19
23 CD45 anti-IgA CD19

表11 骨髄腫セットにおける抗体の組み合わせ方の一例
(骨髄血・リンパ節・腹水・胸水・気管支肺胞洗浄液など)
CD38ゲーティング
No. PE-Cy5
標識抗体
FITC
標識抗体
PE
標識抗体
組み合わせの意義
1 CD38 IgG1 IgG1 CD38は形質細胞特異的なマーカーではない。
2 CD38 CD19 CD138 CD138は形質細胞に特異的。CD38*CD138を組み合わせてCD38+++細胞が形質細胞であることを確認する。骨髄腫細胞は通常、CD19陰性となる。
3 CD38 CD19 CD56 CD38+++CD19-CD56+が典型的な骨髄腫細胞の表面マーカー。
4 CD38 CD32 CD138 CD32はFcγRⅡ、骨髄腫細胞でも発現する。
5 CD38 CD45 CD138 CD45は骨髄腫細胞の分化階と関係する。
6 CD38 CD19 CD13 CD13は骨髄球系マーカー。骨髄腫細胞でも陽性となることがある。
7 CD38 IgG2b IgG2b
8 CD38 CD21 CD14(My4) CD14は単球系マーカー、CD21はB細胞マーカーであるが、骨髄腫細胞でも陽性となる症例がある。
9 CD38 CD49e CD138 CD49eは骨髄腫細胞の分化と関係する。
細胞質内
10 CD38 anti-kappa CD56 or CD138 CD56を組み合わせて細胞質内免疫グロブリン軽鎖の解析を行う。CD56陰性の症例はCD138と組み合わせる。
11 CD38 anti-lambda CD56 or CD138
12 CD38 anti-IgM CD56 or CD138 免疫グロブリン重鎖の解析は、血清タイプを参考にして選択する。BJタイプや非分泌型のタイプはすべて検索する。
13 CD38 anti-IgG CD56 or CD138
14 CD38 anti-IgA CD56 or CD138
CD138ゲーティング
No. PE-Cy5
標識抗体
FITC
標識抗体
PE
標識抗体
組み合わせの意義
1 CD138 IgG1 IgG1 CD138は形質細胞特異的マーカー。
2 CD138 CD19 CD56 CD138+CD19-CD56+が典型的な骨髄腫細胞の表面マーカー。
3 CD138 CD20 CD19 CD20*CD19を組み合わせてB-MLを除外。B-MLはCD20+CD19+となる。
4 CD138 CD21 CD13 CD13は骨髄球系マーカー、CD21はB細胞マーカーであるが、骨髄腫細胞でも陽性となる症例がある。
5 CD138 CD45 CD38 CD45は骨髄腫細胞の分化段階と関係する。
6 CD138 IgG2b IgG2b
7 CD138 CD49e CD14(My4) CD49eは骨髄腫細胞の分化と関係する。CD14は単球系マーカーであるが、骨髄腫細胞でも陽性となることがある。
細胞質内
8 CD138 anti-kappa CD56 CD56を組み合わせて細胞質内免疫グロブリン軽鎖の解析を行う。
9 CD138 anti-lambda CD56
10 CD138 anti-IgM CD56 免疫グロブリン重鎖の解析は、血清タイプを参考にして選択する。BJタイプや非分泌型のタイプはすべて検索する。
11 CD138 anti-IgG CD56
12 CD138 anti-IgA CD56

表12 ATLセット/LGL/CTCLにおける抗体の組み合わせ方の一例
(骨髄血・リンパ節・腹水・胸水・気管支肺胞洗浄液など)
CD3ゲーティング
No. PE-Cy5
標識抗体
FITC
標識抗体
PE
標識抗体
組み合わせの意義
1 CD45 CD3 CD19 CD45ゲーティングによってT細胞比率とB細胞比率を把握する。あらかじめリンパ球サブセット検査において増加している細胞がT/B/NK細胞かを測定した上で進める。
2 CD3 IgG1 IgG1/IgG2a
3 CD3 TCRαβ CD45RO 増加しているリンパ球が、αβ型TCRとγδTCRのどちらを有するかを検索する。通常、ATL細胞はαβ型TCR、顆粒リンパ球像多症ではγδTCRを有するT細胞が多い。
4 CD3 TCRγδ CD45RA
5 CD3 CD1a CD5 CD1a陽性となることは少ない。ATL細胞においてCD5の減弱がしばしば見られる。
6 CD3 CD2 HLA-DR CD2はT細胞とNK細胞に発現する。CD3+or CD3-細胞をゲーティングすることでT細胞とNK細胞におけるCD2の発現を検索する。
7 CD3 CD4 CD25 CD4+CD25+T細胞は抑制性T細胞であり、Tリンパ球の増殖を抑制する。ATL細胞は制御性T細胞由来と考えられている。
8 CD3 CD8 CD62L 一般的にATL細胞はCD62L陽性、CTCLはCD62L陰性、CD8*CD62Lの組み合わせでCD8+or CD8-(CD4+)細胞におけるCD62Lの発現を解析する。
9 CD3 CD16 CD56 CD16、CD56はともにNK細胞及びT細胞マーカー。CD16*CD56と組み合わせて成熟NK細胞)の測定も可能。
10 CD3 IgG2b
11 CD3 CD4 CD7 CD7はT細胞とNK細胞に発現する。ATL細胞の多くでCD7の喪失あるいは減弱が見られる。CD4*CD7を組み合わせてCD4陽性T細胞におけるCD7抗原の発現を検索する。

表13 B-CLLセットにおける抗体の組み合わせ方の一例
(骨髄血・リンパ節・腹水・胸水・気管支肺胞洗浄液など)
CD19ゲーティング
No. PE-Cy5
標識抗体
FITC
標識抗体
PE
標識抗体
組み合わせの意義
1 CD45 CD3 CD19 CD45ゲーティングによってT細胞比率とB細胞比率を把握する。
2 CD19 IgG1 IgG1 CD19ゲーティングで解析することで結果の解釈が容易。
3 CD19 CD20 CD25 B-CLLはCD20が減弱するとされている。
4 CD19 CD21 CD138 B-CLLではCD21陽性、CD138陰性となる。
5 CD19 - CD5 B-CLLは一般的にCD19+CD5+CD23+である。
6 CD19 - CD13 一部の症例ではCD13陽性である。
7 CD19 - CD23 B-CLLは一般的にCD19+CD5+CD23+である。
8 CD19 - CD56 CD56はB-MLで陽性となることがある。
9 CD19 IgG2a IgG2bIgG2a
10 CD19 CD10 HLA-DR B-MLを除外するためにCD10を検索する。
11 CD19 CD14(My4) CD11b 一部の症例ではCD11b陽性である。
12 CD19 - CD11c Hairy cell leukemiaで強く発現する。
13 CD19 - CD22 CD22はCD19と同様にB細胞特異的マーカー。

14 CD19 anti-kappa anti-lambda L鎖の偏りはクロナリティの証明になる。B細胞系マーカーとの組み合わせが重要。
15 CD19 anti-lambda
16 CD19 anti-IgM 免疫グロブリン重鎖の解析は、B-CLLの発生段階を考える上で重要な情報を与える(図13、14を参照)。
17 CD19 anti-IgD
18 CD19 anti-IgG
19 CD19 anti-IgA