白血病あるいは悪性リンパ腫が疑われる検体において、腫瘍細胞の細胞形態や細胞化学の結果(特に短時間で検索できるペルオキシダーゼ染色は重要)から抗体を選択するのが効率的である。
FCMによる細胞表面抗原検査は形態検査の延長線上にある(表8~13)。
No. | PE-Cy5 標識抗体 |
FITC 標識抗体 |
PE 標識抗体 |
組み合わせの意義 |
---|---|---|---|---|
1 | CD45 | IgG1 | IgG1 | 陰性コントロール。IgG1クラスの抗体はFcRを介した非特異的反応が少ない |
2 | CD45 | CD3 | CD4 | CD4はAML全般に発現する。CD3抗体と組み合わせてT細胞の混入を除外。 |
3 | CD45 | CD16 | CD56 | CD56は予後不良マーカー。CD16抗体と組み合わせてNK細胞の混入を除外。 |
4 | CD45 | CD19 | CD13 | CD13は骨髄球系マーカー。CD19とCD13を組み合わせて骨髄球系細胞にCD19が発現することを検索する。t(8;21)を持つAMLの検索に有効。 |
5 | CD45 | CD34 | CD19 | CD34は造血幹細胞(病的には芽球)のマーカー。CD34*CD19の組み合わせで芽球のCD19発現を検索する。CD19抗体はFITC標識よりもPE標識の方が検出感度が高い。 |
6 | CD45 | CD34 | CD117 | CD34もCD117も造血幹細胞(病的には芽球)のマーカー。ALLの極一部を除けばCD117はAMLに特異的。 |
7 | CD45 | IgG2b/IgM | IgG2a/IgG2b | PE標識IgG2a及びIgG2b抗体は非特異的反応が強く要注意。 |
8 | CD45 | CD10 | HLA-DR | CD10はB-ALLの検索に有用。AMLにおいて陽性となることは少ない。HLA-DRはAML全般で陽性となるが、陰性のこともしばしばある。APLでは一般的に陰性。 |
9 | CD45 | CD14 | CD11b | CD14は単球系に特異的なマーカー。CD11bは単球や顆粒球球に発現する。CD14*CD11bの組み合わせは幼若~成熟単球系細胞の検索に有用。 |
10 | CD45 | CD15 | CD2 | CD15は顆粒球系に発現する。CD2はT細胞やNK細胞のほか、AMLにも発現する。APLにおけるCD2の発現はRARAαの切断点と関連する。 |
11 | CD45 | CD34 | CD7 | CD7はT細胞・NK細胞マーカーであるが、AMLではMDSの芽球のようにより未分化な骨髄芽球に発現する。CD34*CD7の組合わせによりT細胞・NK細胞の混入を除外する。 |
12 | CD45 | CD36 | CD11c | CD36は単球、幼若赤芽球、巨核球・血小板に発現する。CD11cは顆粒球及び単球に発現し、単球系での発現量が多い。CD36*CD11cの組み合わせは幼若な単芽球の検索にも有効。 |
13 | CD45 | CD41 | CD33 | CD41は巨核球系に特異的。CD33は顆粒球・単球系全般に発現する。CD41*CD33は巨核球系の検索に有用。CD41は血小板にも反応するので血小板の付着に注意。 |
* | Glycophorin A (235a) | 形態学的に赤芽球系の疾患が疑うときに検索する。 |
No. | PE-Cy5 標識抗体 |
FITC 標識抗体 |
PE 標識抗体 |
組み合わせの意義 |
---|---|---|---|---|
1 | CD45 | IgG1 | IgG1 | IgG1クラスの抗体はFcRを介した非特異的反応が少ない |
2 | CD45 | CD1a | CD4 | CD1aは樹状細胞や胸腺細胞に発現する。CD4は成熟T細胞のほか胸腺細胞や単球系細胞にも発現することから、CD1a*CD4の組み合わせでこれらの造血器腫瘍細胞の検索ができる。 |
3 | CD45 | CD3 | CD8 | CD3はT細胞に特異的。CD3*CD8の組み合わせはT-ALLの検索に有用。 |
4 | CD45 | CD10 | CD19 | CD19はB細胞系マーカー。CD10*CD19を組み合わせてB-ALLの検索を行う。CD19抗体はFITC標識よりもPE標識が感度が高い。 |
5 | CD45 | CD16 | CD56 | CD16、CD56はともにNK細胞及びT細胞マーカー。CD16*CD56と組み合わせて成熟NK細胞(CD45bright+)の検索も可能。 |
6 | CD45 | CD19 | CD13 | CD13は骨髄球系マーカー。CD13はB-MLにも発現するので、CD19*CD13を組み合わせてB細胞におけるCD13の発現を検索する。 |
7 | CD45 | CD19 | CD66c | CD66cはPh1+ ALLに発現頻度の高い表面マーカー。AMLにも発現するため、B細胞系マーカーと組み合わせて検索。 |
8 | CD45 | CD20 | CD5 | CD20抗原はB細胞特異的、CD5はT細胞とB細胞の一部に発現する。CD20*CD5を組み合わせてCD5+B細胞の検索も可能。 |
9 | CD45 | CD34 | CD117 | CD34とCD117は幹細胞マーカー。CD117は骨髄系の芽球で発現頻度が高い。CD34との組み合わせで芽球細胞の細胞系列を検索。 |
10 | CD45 | IgG2b/IgM | IgG2a/IgG2b | |
11 | CD45 | CD2 | HLA-DR | CD2抗原は、T細胞系、NK細胞系、一部のB-ALLやAPL細胞にも発現する。HLA-DRは病型分類にはほとんど役立たないが、APL細胞では陰性。 |
12 | CD45 | CD14 | CD11b | CD14抗原は単球系に特異性が高いが、AML M5における陽性率は高くない。CD14*CD11bの組み合わせで成熟単球の比率を知るのに役立つ。 |
13 | CD45 | CD15 | CD22 | CD15は顆粒球系マーカー。CD22はCD19抗原と並ぶB細胞系特異的マーカー。CD22は細胞表面の検索を行えば、細胞質内を測定する必要はほとんどない。CD15陽性B-ALLが存在することからCD15*CD22を組み合わせる。 |
14 | CD45 | CD34 | CD7 | CD7抗原はT細胞系・NK細胞系のマーカー。CD34*CD7の組み合わせが、芽球におけるCD7発現の検索が確実に行える。 |
15 | CD45 | CD36 | CD11c | CD36抗原は単球、巨核球・血小板、赤芽球に発現する。CD11c抗原は顆粒球・単球に発現し、単球での発現量が多い。CD36*CD11cの組み合わせは単球系の検索に役立つ。 |
16 | CD45 | CD41a | CD33 | CD41は巨核球系に特異的。CD33は顆粒球・単球系全般に発現する。CD41*CD33は巨核球系の検索に有用。 |
17 | CD45 | anti-TdT | CD19 | TdT活性はALLの分化段階を決定するのに有用。FCM、免疫組織染色法における微少残存病変の検索にも利用できる。 |
18 | CD45 | anti-IgM | CD19 | B-ALLにおいて細胞質内μ鎖(Cμ)の検索は、common ALLとpre-B ALLの病型分類に必要。Cμ+ならpre-B ALL。 |
19 | CD45 | anti-IgM | CD19 | B-ALLにおいて、表面免疫グロブリンIgM(+)L鎖(-)はtransitional pre-B ALLの指標となる。 |
20 | CD45 | anti-kappa | CD19 | |
21 | CD45 | anti-lambda | CD19 |
22 | CD45 | anti-MPO | CD34 | 表面マーカーからAMLが疑われる場合やbiphenotypic leukemiaが疑われる場合に実施する。CD34を組み合わせて混在する顆粒球の影響除外。 |
23 | CD45 | anti-TdT | CD19 | |
24 | CD45 | anti-IgM | CD19 |
No. | PE-Cy5 標識抗体 |
FITC 標識抗体 |
PE 標識抗体 |
組み合わせの意義 |
---|---|---|---|---|
1 | CD45 | IgG1 | IgG1 | IgG1クラスの抗体がFcRを介した非特異的反応が少ない |
2 | CD45 | CD1a | CD4 | CD1aは樹状細胞や胸腺細胞に発現する。CD4は成熟T細胞のほか胸腺細胞や単球系細胞にも発現することから、CD1a*CD4の組み合わせることでこれらの造血器腫瘍細胞の検索ができる。 |
3 | CD45 | CD2 | CD25 | CD2はT細胞とNK細胞のマーカー。CD25は活性化T細胞及びB細胞にも弱く発現する。CD2*CD25を組み合わせてT細胞とB細胞のCD25発現を区別する。 |
4 | CD45 | CD3 | CD8 | CD3はT細胞に特異的。CD3*CD8の組み合わせはT-ALLの検索に有用。 |
5 | CD45 | CD4 | CD45RA | CD4+CD45RA+はna ve T細胞のマーカー。CD4陽性T細胞がCD45RA発現に偏りがあるかを検索する。 |
6 | CD45 | CD10 | CD19 | CD19はB細胞系マーカー。CD10*CD19を組み合わせてB-ALLの検索を行う。CD19抗体はFITC標識よりもPE標識が感度が高い。 |
7 | CD45 | CD16 | CD56 | CD16、CD56はともにNK細胞及びT細胞マーカー。CD16*CD56と組み合わせると成熟NK細胞(CD45bright+)の測定も可能。 |
8 | CD45 | CD20 | CD5 | CD20抗原の検索は、リツキサンの使用を考える上で必須。CD20はB細胞特異的とされるがT細胞にも交差反応が見られる。FITC標識CD19抗体はB細胞の検出感度が低いためFITC標識CD20抗体と組み合わせてCD5陽性B細胞の検索を行う。 |
9 | CD45 | CD19 | CD13 | CD13は骨髄球系マーカー。CD13はB-MLにも発現するので、CD19*CD13を組み合わせてB細胞におけるCD13の発現を確認する。 |
10 | CD45 | CD19 | CD23 | CD23の検索はsmall lympphocytic lymphomaの同定に必須。CD19*CD23の組み合わせで特異性が高まる。 |
11 | CD45 | CD34 | CD30 | CD30(Ki-1)抗原は、T-ML・B-MLやホジキンリンパ腫で陽性となる。ホジキンリンパ腫では大型細胞を解析することが重要。CD34は幹細胞マーカーであるが、リンパ節の解析ではリンパ芽球性リンパ腫を見落とさないために加える。 |
12 | CD45 | IgG2a/IgM | IgG2a/IgG2b | |
13 | CD45 | CD3 | CD7 | CD3はT細胞特異的マーカー。CD7はT細胞及びNK細胞に発現する。CD3+CD7-はATL/ATLLに特徴的だが、健常者にもごくわずかに存在する。 |
14 | CD45 | CD15 | HLA-DR | CD15は顆粒球系のマーカーだが、ホジキン細胞にも発現する。ホジキンリンパ腫では大型細胞を解析することが重要。 |
15 | CD45 | CD19 | CD11c | CD11cは顆粒球系のマーカー。Hairy cell leukemiaでも強発現。CD19*CD11cを組み合わせてB細胞での発現を確認する。 |
16 | CD45 | CD21 | CD22 | CD21はB細胞及びEBVに感染したT細胞でも発現する。CD19と並ぶB細胞特異マーカーであるCD22を組み合わせてB細胞とT細胞の発現を区別する。 |
18 | CD45 | anti-kappa | CD19 | 悪性リンパ腫を疑う検体においては、B-MLの診断に必須目。L鎖の偏りはクローナリティの証明になる。B細胞系マーカーとの組み合わせが重要。 |
19 | CD45 | anti-lambda | CD19 | |
20 | CD45 | anti-IgM | CD19 | 悪性リンパ腫を疑う検体において免疫グロブリン重鎖の解析は、B-MLの病型分類に重要な情報を与える(図Ⅲ-13、14参照)。 |
21 | CD45 | anti-IgD | CD19 | |
22 | CD45 | anti-IgG | CD19 | |
23 | CD45 | anti-IgA | CD19 |
No. | PE-Cy5 標識抗体 |
FITC 標識抗体 |
PE 標識抗体 |
組み合わせの意義 |
---|---|---|---|---|
1 | CD38 | IgG1 | IgG1 | CD38は形質細胞特異的なマーカーではない。 |
2 | CD38 | CD19 | CD138 | CD138は形質細胞に特異的。CD38*CD138を組み合わせてCD38+++細胞が形質細胞であることを確認する。骨髄腫細胞は通常、CD19陰性となる。 |
3 | CD38 | CD19 | CD56 | CD38+++CD19-CD56+が典型的な骨髄腫細胞の表面マーカー。 |
4 | CD38 | CD32 | CD138 | CD32はFcγRⅡ、骨髄腫細胞でも発現する。 |
5 | CD38 | CD45 | CD138 | CD45は骨髄腫細胞の分化階と関係する。 |
6 | CD38 | CD19 | CD13 | CD13は骨髄球系マーカー。骨髄腫細胞でも陽性となることがある。 |
7 | CD38 | IgG2b | IgG2b | |
8 | CD38 | CD21 | CD14(My4) | CD14は単球系マーカー、CD21はB細胞マーカーであるが、骨髄腫細胞でも陽性となる症例がある。 |
9 | CD38 | CD49e | CD138 | CD49eは骨髄腫細胞の分化と関係する。 |
10 | CD38 | anti-kappa | CD56 or CD138 | CD56を組み合わせて細胞質内免疫グロブリン軽鎖の解析を行う。CD56陰性の症例はCD138と組み合わせる。 |
11 | CD38 | anti-lambda | CD56 or CD138 | |
12 | CD38 | anti-IgM | CD56 or CD138 | 免疫グロブリン重鎖の解析は、血清タイプを参考にして選択する。BJタイプや非分泌型のタイプはすべて検索する。 |
13 | CD38 | anti-IgG | CD56 or CD138 | |
14 | CD38 | anti-IgA | CD56 or CD138 |
No. | PE-Cy5 標識抗体 |
FITC 標識抗体 |
PE 標識抗体 |
組み合わせの意義 |
---|---|---|---|---|
1 | CD138 | IgG1 | IgG1 | CD138は形質細胞特異的マーカー。 |
2 | CD138 | CD19 | CD56 | CD138+CD19-CD56+が典型的な骨髄腫細胞の表面マーカー。 |
3 | CD138 | CD20 | CD19 | CD20*CD19を組み合わせてB-MLを除外。B-MLはCD20+CD19+となる。 |
4 | CD138 | CD21 | CD13 | CD13は骨髄球系マーカー、CD21はB細胞マーカーであるが、骨髄腫細胞でも陽性となる症例がある。 |
5 | CD138 | CD45 | CD38 | CD45は骨髄腫細胞の分化段階と関係する。 |
6 | CD138 | IgG2b | IgG2b | |
7 | CD138 | CD49e | CD14(My4) | CD49eは骨髄腫細胞の分化と関係する。CD14は単球系マーカーであるが、骨髄腫細胞でも陽性となることがある。 |
8 | CD138 | anti-kappa | CD56 | CD56を組み合わせて細胞質内免疫グロブリン軽鎖の解析を行う。 |
9 | CD138 | anti-lambda | CD56 | |
10 | CD138 | anti-IgM | CD56 | 免疫グロブリン重鎖の解析は、血清タイプを参考にして選択する。BJタイプや非分泌型のタイプはすべて検索する。 |
11 | CD138 | anti-IgG | CD56 | |
12 | CD138 | anti-IgA | CD56 |
No. | PE-Cy5 標識抗体 |
FITC 標識抗体 |
PE 標識抗体 |
組み合わせの意義 |
---|---|---|---|---|
1 | CD45 | CD3 | CD19 | CD45ゲーティングによってT細胞比率とB細胞比率を把握する。あらかじめリンパ球サブセット検査において増加している細胞がT/B/NK細胞かを測定した上で進める。 |
2 | CD3 | IgG1 | IgG1/IgG2a | |
3 | CD3 | TCRαβ | CD45RO | 増加しているリンパ球が、αβ型TCRとγδTCRのどちらを有するかを検索する。通常、ATL細胞はαβ型TCR、顆粒リンパ球像多症ではγδTCRを有するT細胞が多い。 |
4 | CD3 | TCRγδ | CD45RA | |
5 | CD3 | CD1a | CD5 | CD1a陽性となることは少ない。ATL細胞においてCD5の減弱がしばしば見られる。 |
6 | CD3 | CD2 | HLA-DR | CD2はT細胞とNK細胞に発現する。CD3+or CD3-細胞をゲーティングすることでT細胞とNK細胞におけるCD2の発現を検索する。 |
7 | CD3 | CD4 | CD25 | CD4+CD25+T細胞は抑制性T細胞であり、Tリンパ球の増殖を抑制する。ATL細胞は制御性T細胞由来と考えられている。 |
8 | CD3 | CD8 | CD62L | 一般的にATL細胞はCD62L陽性、CTCLはCD62L陰性、CD8*CD62Lの組み合わせでCD8+or CD8-(CD4+)細胞におけるCD62Lの発現を解析する。 |
9 | CD3 | CD16 | CD56 | CD16、CD56はともにNK細胞及びT細胞マーカー。CD16*CD56と組み合わせて成熟NK細胞)の測定も可能。 |
10 | CD3 | IgG2b | ||
11 | CD3 | CD4 | CD7 | CD7はT細胞とNK細胞に発現する。ATL細胞の多くでCD7の喪失あるいは減弱が見られる。CD4*CD7を組み合わせてCD4陽性T細胞におけるCD7抗原の発現を検索する。 |
No. | PE-Cy5 標識抗体 |
FITC 標識抗体 |
PE 標識抗体 |
組み合わせの意義 |
---|---|---|---|---|
1 | CD45 | CD3 | CD19 | CD45ゲーティングによってT細胞比率とB細胞比率を把握する。 |
2 | CD19 | IgG1 | IgG1 | CD19ゲーティングで解析することで結果の解釈が容易。 |
3 | CD19 | CD20 | CD25 | B-CLLはCD20が減弱するとされている。 |
4 | CD19 | CD21 | CD138 | B-CLLではCD21陽性、CD138陰性となる。 |
5 | CD19 | - | CD5 | B-CLLは一般的にCD19+CD5+CD23+である。 |
6 | CD19 | - | CD13 | 一部の症例ではCD13陽性である。 |
7 | CD19 | - | CD23 | B-CLLは一般的にCD19+CD5+CD23+である。 |
8 | CD19 | - | CD56 | CD56はB-MLで陽性となることがある。 |
9 | CD19 | IgG2a | IgG2bIgG2a | |
10 | CD19 | CD10 | HLA-DR | B-MLを除外するためにCD10を検索する。 |
11 | CD19 | CD14(My4) | CD11b | 一部の症例ではCD11b陽性である。 |
12 | CD19 | - | CD11c | Hairy cell leukemiaで強く発現する。 |
13 | CD19 | - | CD22 | CD22はCD19と同様にB細胞特異的マーカー。 |
14 | CD19 | anti-kappa | anti-lambda | L鎖の偏りはクロナリティの証明になる。B細胞系マーカーとの組み合わせが重要。 |
15 | CD19 | anti-lambda | ||
16 | CD19 | anti-IgM | 免疫グロブリン重鎖の解析は、B-CLLの発生段階を考える上で重要な情報を与える(図13、14を参照)。 | |
17 | CD19 | anti-IgD | ||
18 | CD19 | anti-IgG | ||
19 | CD19 | anti-IgA |