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マウス末梢血 小核試験

薬剤の染色体に対する傷害性の有無を調べる遺伝毒性試験には、細菌を用いる復帰突然変異試験(Ames試験)、ほ乳類培養細胞を用いる染色体異常試験、マウスリンフォーマTK試験(MLA)、げっ歯類を用いる小核試験があります。

げっ歯類を用いるin vivo遺伝毒性試験では、一般的にマウスまたはラットに薬剤を投与し、その吸収、分布、代謝、排泄を加味した遺伝毒性活性を評価します。この試験では、末梢血または骨髄細胞を用いる小核、および骨髄細胞の分裂中期像における染色体異常試験が用いられます。小核試験の場合、多染性赤血球中の小核を計測します。小核の頻度が少ない場合、検出できる適当な統計学的な感度が与えられるだけ十分大きな観察細胞数を計測する必要があります。

フローサイトメーターを用いたマウス遺伝毒性試験は、マウス末梢血の多染性赤血球中の小核を統計学的に適当な感度を与えられる測定数を、簡便・短時間に計測できます。

マウス赤血球集団にゲートをかけ、PIとCD71-FITCの2カラーヒストグラム上の、幼弱(多染性)赤血球集団中の小核を有する幼弱(多染性)赤血球集団MNPCEの割合(%)を求めます。

前方散乱光と側方散乱光のヒストグラム2カラーヒストグラム マウス小核試験

サンプル処理方法

サンプル処理方法

解析方法

解析方法

小核を有する多染性赤血球の出現頻度は、下記の式から求めます。

小核(%)=小核を有する多染性赤血球細胞数MNPCE / 多染性赤血球細胞数 × 100

小核の出現頻度の計算はCytomics FC500 CXPソフトウェアの場合、自動計算用のMicrosoft Excelのマクロが利用できます。

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