左のヒストグラムは、SYTO9とPIで大腸菌を二重染色したものです。PIによるDNA蛍光(FL2赤色蛍光)を持つものの中から、SYTO9(FL1緑色蛍光)の蛍光を発するもののみを生菌として捕らえ、緑色の蛍光を発しないものは、データから除外(右のヒストグラム)
Cell Lab Quantaの場合、シリンジによる吸引方式を採用し、細菌の生死数を定量(個/ml)することができます。
SYTO9は、膜透過性のあるDNA染色試薬で、細胞膜の状態に関わらず核DNAを染色すること ができます。 膜にダメージがある場合、SYTO9の蛍光強度はやや弱くなります。 一方、PIは膜透過性がないので、膜にダメージのある細胞(死細胞)のDNAのみが染色さ れます。