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アポトーシスと細胞容積変化率解析

ハイレゾリューションフローサイトメーターを用いて、アポトーシス細胞を極めて高い精度で細胞容積の変化率を解析した一例です。アポトーシスの状態を細胞サイズヒストグラムによる形態情報のみで解析することができます。

アポトーシスを誘導後、Jurkat 細胞をFITC蛍光標識Annexin V(細胞表面にあるPhosphatidyl Serineによるアポトーシス検出:FL1緑色蛍光)と7AAD (膜の透過性による核染色で死細胞検出:FL3赤色蛍光)で染色しました(右図)。生細胞を青色、早期アポトーシス細胞を緑色、後期アポトーシス細胞を赤色でカラーゲーティングしました。



下図のサイトグラムは、細胞容積を球相当径(ミクロン)に換算した粒度分布パラメーターを横軸に、縦軸は上記と同様のFL1またはFL3、さらにSS(側方散乱光)でプロットしました。青色の細胞集団と比べて、緑色の細胞集団は細胞容積が35%程度減少しています。
さらに、赤色の細胞集団は、青色の細胞集団と比べて、細胞容積が3分の1程度に縮小しています。従来のデータではわからなかった細胞サイズの変化が高精度で定量でき、アポトーシスの状態を蛍光染色なしで解析できます。

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