アプリケーションノート

7:白血病細胞マーカー分析

血球は、全て骨髄中の造血幹細胞を起源として、それぞれの細胞系統(cell lineage)に分化します。幹細胞から分化した細胞は、それぞれの細胞系統に固有の分化段階を経て成熟し、末梢血に放出されます。分化・成熟に伴う形態学的、機能的変化を反映して、細胞表面には各種の糖タンパク分子(細胞表面抗原)が発現または消失します。したがって、このような分子を「目印」(マーカー)にして、「白血病細胞がどのような細胞表面抗原を発現しているか」を調べることによって、細胞系統や分化・成熟段階を推測することができます。これが「白血病タイピング」です。
造血器腫瘍細胞の分類は、腫瘍化が生じた細胞分化段階によって形態や機能が多彩で、治療法が異なり、また、治療成績に差異が見られるため、正確な病型診断が極めて重要です。

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