PNH型血球の好感度測定法

Ⅱ. 高感度PNH型細胞の検索方法 4

4. 間接蛍光抗体法

古典的PNHの検索には、PNH型赤血球の検出感度が数%のレベルでよく、検出感度付近(2%)の疑わしい症例においては、好中球の解析が有用である。検査の頻度が少ない施設では、直接法に比べ感度が高く、抗体の保存性がよい精製抗体を用いた間接蛍光抗体法の利用がよい。細胞調整は、2重染色法と同一であるため使用抗体のみ記載する。なお、抗体使用量は10μlとする。

<間接蛍光抗体法を用いた赤血球の解析>

  • 1次抗体 : CD55精製抗体(67( IgG1) ; serotec: 50μg/ml希釈液)
  • 1次抗体 : CD59精製抗体(MEM-43(IgG2b) ; serotec, 50μg/ml希釈液)
  • 2次抗体 : FITC標識抗マウスIgG羊F(ab)2抗体(CHEMICON AQ303: 20倍希釈)

<間接蛍光抗体法を用いた顆粒球の解析>

  • 1次抗体: CD55精製抗体(67( IgG1) ; serotec,: 50μg/ml希釈液)
  • 1次抗体: CD59精製抗体(MEM-43 (IgG2b); serotec,: 50μg/ml希釈液)
  • 1次抗体: CD14精製抗体(Leu-M3(IgG2b) ; BD Phamingen: 25μg/ml 溶液)
  • 1次抗体: CD16精製抗体(3G8(IgG1) ; BD Phamingen : 50μg/ml希釈液)
  • 1次抗体: CD24精製抗体(ALB9(IgG1) ; IM0188; Beckman Culter : 50μg/ml希釈液)
  • 2次抗体: FITC標識抗マウスIg-G羊F(ab)2抗体(CHEMICON AQ303: 20倍希釈)

間接蛍光抗体法による白血球のCD55,59染色性(健常人)
間接蛍光抗体法による白血球のCD55,59染色性(健常人)