蛍光試薬の特性と応用

2. 蛍光試薬の特性

蛍光試薬の特長としては、高感度、高解像度であることが挙げられる。HPLCや蛍光分光光度計での検出感度はμM以下であり、共焦点レーザー顕微鏡で利用する場合の分解能はμm程度である。蛍光基の特性としては、励起・蛍光波長、モル吸光係数、蛍光量子収率、レーザー励起可否などがあり、装置との相性を考え、選択する必要がある。これらの特性を有する蛍光基は修飾を行うことで、様々な機能を付加することも可能である。
次項以降では、様々な機能を持った蛍光試薬を紹介する。