ヒト抗原に対する抗体(non-CD抗体)

細胞障害性リンパ球TIA-1/GMP-17

TIA-1は、分子量17kDaの細胞質内顆粒関連タンパクで、細胞傷害性をもつリンパ球に発現します。最近になって、17kDaの顆粒膜タンパクGMP-17として命名されています。TIA-1/GMP-17分子は、Fas(CD95)を介するアポトーシス・シグナルの分子カスケードに関与しています。正常末梢血では、CD16+リンパ球の約90%、CD8+リンパ球の50~60%、CD4+リンパ球の10%以下に発現します。TIA-1は未刺激のリンパ球にも発現しますが、活性化T細胞では、17kDaタンパクのジスルフィド結合ポリマーの発現が誘導され、これもTIA-1抗体で認識されます。TIA-1は、ほぼすべての単球と顆粒球にもみられます。またCD4+活性化T細胞クローンや活性化NK細胞クローン、Con-A活性化胸腺細胞にも発現します。対照的に、Bリンパ球及びB細胞株には発現しません。

アプリ
ケーション
クローン
(アイソタイプ)
標識 容量 形状 製品タイプ 用途 製品番号 価格 体診 データ
シート
Ci
2G9A10F5
(TIA-1)

(IgG1マウス)
精製 0.2mg 凍結乾燥 -(azide free) FCM IM2550 ¥60,000 データシート
PE 100テスト 液状 IOTest FCM IM3293 ¥75,000 データシート

2G9(TIA-1)抗体で、リンパ球浸潤組織中の細胞障害エフェクター細胞を検出できます。2G9(TIA-1)抗体は、第5回ヒト白血球分化抗原(HLDA)国際ワークショップの細胞内抗原セクションにおいて評価されています。IntraPrepで膜透過処理した細胞のフローサイトメトリー分析にも適しています。

正常末梢血(全血法)

溶血させた正常全血サンプル