ナチュラルキラー細胞(NK)・Tリンパ球・Bリンパ球抗原(NTB-A)は60kDa膜貫通糖タンパクで、全てのヒト休止期・活性化NK細胞・T細胞・B細胞に発現するCD2ファミリーに属します。この抗原は単球、好中球、好塩基球には発現しませんが、好酸球には発現します。NTB-A抗原は331アミノ酸のタンパクでIgスーパーファミリーの一員です。この抗原は225アミノ酸細胞外ドメインにおけるジスルフィド結合を持たない1つの末端V-typeドメインと近接した2つのC2-typeドメイン、83アミノ酸細胞内ドメインにおける3つのチロシン残基を特徴とします。チロシン残基の1つはITSMモチーフの一部であり、2つはITSMモチーフ(TxYxxV/Ⅰ)の一部です。NTB-Aは同種結合を通じて自分自身のリガンドとなります。NTB-AはSH2D1Aとして知られるSLAM-associated protein(SAP)とEwing's sarcoma activated transcript(EAT) 2の二つのアダプタータンパクに関連しています。NK細胞においてNTB-Aは活性化コレセプタとして働きます。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
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MA127 (IgG1マウス) |
PE | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | A40926 | ¥83,000 |
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溶血させた正常全血サンプル