Lineage-PE CocktailはPE標識された、CD3、CD14、CD19、CD20、CD56より構成されており、フローサイトメトリーのPEチャンネルを用いて5種類の免疫細胞集団(T細胞、B細胞、NK細胞、単球/マクロファージ)を一緒にポジティブ染色することが可能です。PE以外の蛍光標識された抗体を用いると、PEネガティブ細胞へのゲーティングで樹状細胞の表現型同定等が可能となります。
組合せ | クローン | 標識 | アイソタイプ | 容量 | 形状 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データシート |
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CD3 CD14 CD19 CD56 CD20 |
UCHT1 RMO52 J3-119 N901 (NKH-1) B9E9 (HRC20) |
PE PE PE PE PE |
IgG1マウス IgG2aマウス IgG1マウス IgG1マウス IgG2aマウス |
100テスト | 液状 | B29559 | ¥47,300 |
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全血サンプルの8カラー測定例。
CD45-Krome Orange, HLA-DR-Pacific Blue, CD11c-PC7, Lineage-PE, CD1c-PE-Cy5.5, CD16-FITC, Clec9-APC, CD123-APC-A700で染色し、VersaLyse + Fixativeで溶血と固定を行った。
Lineage-PE CocktailとCD11c抗体、HLA-DR抗体を併用することで、ミエロイド系DC領域(Lineage-CD11c+HLA-DR+)と形質細胞系DC領域(Lineage-CD11c-HLA-DR+)を分離することができる。形質細胞性DC領域のうち、CD123の発現により形質細胞性樹状細胞を同定することができる。このように、ミエロイド系DC領域では、Clec9A(Clec9AmDCs)、CD1c(CD1cmDCs)、CD16+ mDCsの3つの集団を明確に識別することができる。