DAP12(DNAX activating protein of 12 kDa)抗原は、Ⅰ型膜貫通糖タンパクであり、KARAP(killer cell activating receptor-associated protein)あるいはTYROBP (tyrosine kinase binding protein)としても知られています。DAP12は染色体19q13に位置する遺伝子にエンコードされており、ITAM (immunoreceptor tyrosine-based activation motif )を一つ含んでいます。KIRs (stimulatory killer Ig-like receptors)と結合する際には、アダプター分子であるDAP12はT細胞活性化を引き起こす活性化ユニットとして機能します。DAP12によるsyk/ZAP70チロシンキナーゼの活性化は、NK細胞やT細胞の刺激に重要な役割を果たすことが知られています。一方で、FCレセプタγ鎖やCD3ζなどの他のレセプタとDAP12の結合は、T細胞免疫反応を制御する可能性も示されています。H10E12F4モノクローナル抗体は単球、好中球、樹状細胞、NK細胞、Bリンパ球を認識します。CD4,CD8 T細胞やB細胞は認識しません。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
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C |
H10E12F4 (IgG1マウス) |
PE | 100テスト | 液状 | IOTest | FCM | A78886 | ¥90,000 |
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RBL-KAR-KARAP cell line