CD203c抗原は、ecto-nucleotide pyrophosphatase/phosphodiesterase(E-NPP)ファミリーに属するⅡ型膜貫通型タンパクで、細胞外のオリゴヌクレオチドやヌクレオシドリン酸、NADなどを分解する膜型酵素です。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
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C,I HLDA7 |
97A6 (IgG1マウス) |
PE | 100テスト | 液状 | IOTest | FCM | IM3575 | ¥72,500 |
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PC7 | 1 mL | 液状 | IOTest | FCM | A66906 | ¥78,800 |
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97A6抗体は、還元状態で分子量が270kDaと150kDaのタンパクを免疫沈降し、非還元状態では270kDaのタンパクを沈降します。このことから、97A6抗原は、分子量約150kDaのタンパク2分子のジスルフィド結合ダイマーであることが示唆されます。好塩基球と肥満細胞は、アレルギーや炎症反応に関与するエフェクター細胞で、いずれも高親和性のIgEレセプタを発現しています。97A6抗体は、末梢血好塩基球の細胞表面抗原に反応し、他の細胞とは反応しません。この抗体は、成熟肥満細胞及び、骨髄中の好塩基球と肥満細胞のCD34+前駆細胞にも反応します。さらに、97A6抗原は、抗IgE抗体やアレルゲンで活性化した好塩基球で発現が増強します。
KU812 cell line