CCR6としても知られているCD196は、細胞外アミノ末端、7つの膜貫通領域および細胞質カルボキシル末端からなるG-タンパク質結合受容体(GPCR)です。CCR6はβケモカイン受容体のメンバーです。CD196は374アミノ酸長のタンパク質であり、計算された分子量は42kDaです。CD196は、主にBリンパ球、エフェクターおよびメモリーT細胞の特定サブセット、および未成熟樹状細胞に発現しているが、単球、NK細胞または顆粒球では発現していません。CD196はCCL20に結合するが、βディフェンシンファミリーのメンバー(抗細菌ペプチドのファミリー)も低い親和性でCD196に結合します。CD196陽性細胞およびそのリガンドであるCCL20は、多数の器官、特に二次リンパ器官で検出されています。 CCL20は、Peyer’s patches(P P s) やisolatedlymphoidfollicles(I L F s) を覆うfollicle-associated epithelium(FAE)によって選択的に生産されています。
CCL20は、これらの構造に対するCCR6発現B細胞の動員に寄与します。ヒトにおいて、CCR6は真皮内皮細胞上のT細胞の停止を媒介するように機能し、健康な皮膚および皮膚疾患部の両方に存在するT細胞上で高発現しています。CCR6および/またはCCL20は、炎症性関節疾患および炎症性腸疾患の病因に関与しています。 I L -17を産生することができるヒトT細胞は、CCR6を発現しています。 CCL20およびCCR6は、Th17細胞を標的組織に動員することによって、炎症性疾患において役割を果たすことが示唆されています。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HLDA8 |
B-R35 (IgG2aマウス) |
PC7 | 0.5 mL | 液状 | IOTest | FCM | B68132 | ¥42,000 |
![]() |
|
溶血させた正常全血サンプル