CD107a抗原は高度にグリコシル化された110kDaの蛋白でlysosomal-associated membrane protein(LAMP-1)とも呼ばれ、LAMP-2と共にリソソーム顆粒の膜に存在します。CD107a分子は細胞内抗原として偏在的に認められ、活性化血小板・PHAで活性化された細胞、一部の単球系セルライン、胎児胸腺間質細胞の表面にも発現しています。CD107aは、細胞障害性CD8+T細胞の脱顆粒マーカーやNK細胞機能活性のマーカーとしても知られています。血小板活性化マーカーとしては、接着分子の特性を有するとされています。LAMP-1のminor fraction(<2%)は有核細胞膜に関連しており、おそらくリソソーム膜と細胞膜の選択的交換の結果であろうと考えられています。細胞表面におけるLAMP-1発現の増大は、高転移能の形質転換細胞や胚細胞で観察されます。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
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C,Ci HLDA5 |
H4A3 (IgG1マウス) |
APC | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | B12934 | ¥52,500 |
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Pacific Blue | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | B13978 | ¥47,300 |
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正常末梢血(全血法)。
NK細胞にゲートを設定。