CD81分子は、細胞膜を4回貫通するドメインをもつ単鎖タンパクです(テトラスパンファミリー/TM4SF)。アミノ基末端およびカルボキシル基末端の両方が細胞質内にあり、細胞外にはペプチドのループが2箇所で露出しています。CD81抗原は糖鎖を含まず、分子量は26kDaです。組織分布が広く、他のTM4スーパーファミリーのメンバー(CD37、CD53など)と会合して、またB細胞では、CD19やCD21もしくはMHCクラスⅡ抗原と会合して存在していると考えられます。B細胞大部分のBリンパ球は、分化段階の全般にわたってほとんどのB細胞が比較的高いレベルでCD81を発現しています。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
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C,I,W HLDA5 |
JS64 (IgG2aマウス) |
FITC | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | B25329 | ¥63,000 |
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PE | 100テスト | 液状 | IOTest | FCM | IM2579 | ¥83,000 |
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APC | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | A87789 | ¥75,600 |
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Pacific Blue | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | B19717 | ¥47,300 |
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JS64抗体は、大半の正常リンパ球、単球、好酸球と反応します。好中球や血小板は陰性です。JS64抗体は、いくつかの細胞株に対して増殖性抑制効果を示しますが、アポトーシスは引き起こしません。
溶血させた正常全血サンプル