CD66抗原は、大腸癌細胞より見出された癌胎児性抗原(carcinoembryonic antigen:CEA)に関連した顆粒球特異抗原として報告されました。CEA/CD66遺伝子群は、免疫グロブリン・スーパーファミリーに属します。CD66b(CGM6)抗原は、分子量が約95-110kDaのグリコシル-ホスファチジルイノシトール結合型糖タンパクです。CD66b分子は、好中球のCD11/CD18接着活性調節において、シグナル伝達を介して関与していると考えられています。骨髄球、後骨髄球、好中球及び分葉核好中球に強く発現します。前骨髄球には弱く発現します。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
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C,E,F,I,W HLDA5 |
80H3 (IgG1マウス) |
FITC | 100テスト | 液状 | IOTest | FCM | IM0531U | ¥62,000 |
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APC | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | B15091 | ¥52,500 |
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APC-Alexa Fluor 750 | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | B08756 | ¥54,600 |
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溶血させた正常全血サンプル
80H3抗体は他のCD66bと同様、末梢リンパ球や単球とは反応しません。