CD57抗原(HNK-1糖鎖抗原)は、硫酸化したグルクロン酸残基を含むオリゴ糖で、様々なポリペプチドや脂質に結合していると考えられています。末梢血では、ナチュラルキラー活性を持つ細胞サブセットにこの抗原がみられ、単核細胞、主として大顆粒リンパ球(LGL)に限定されています。これらのCD57+細胞の多くはCD8抗原も共発現し、サプレッサー/細胞障害性 Tリンパ球のサブセットです。臍帯血のT細胞やNK細胞は、CD57抗原発現を欠いています。CD57抗原は、赤血球細胞や血小板には発現しませんが、ある種の神経外胚葉組織に発現します。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
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C,P,W HLDA5 |
NC1 (IgMマウス) |
FITC | 100テスト | 液状 | IOTest | FCM | IM0466U | ¥62,000 |
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Pacific Blue | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | A74779 | ¥59,900 |
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溶血させた正常全血サンプル
組織反応性 | NC1抗体はリンパ系組織のNK細胞と反応します。前立腺、中枢および末梢神経系の細胞成分、消化管の神経内分泌系細胞、膵臓のランゲルハンス島、腎盂上皮および尿細管の一部も染色されます。 |
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