CD49e抗原は、分子量160kDaのインテグリンα5鎖で、重鎖(135kDa)と軽鎖(25kDa)がジスルフィド結合しています。CD49e分子は、分子量130kDaのインテグリンβ1鎖(CD29分子)と非共有結合的に会合してVLA-5複合体(α5/β1)を形成します。この抗原は、単球や血小板、骨髄系細胞株(U937、K562)に発現し、フィブロネクチンやインベーシンのレセプタとして知られています。この抗体は、フィブロネクチンを介する細胞接着の研究に有用です。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
B,C,F,I HLDA5 |
SAM1 (IgG2bマウス) |
FITC | 100テスト | 液状 | IOTest | FCM | IM1854U | ¥72,500 |
![]() |
|
溶血させた正常全血サンプル
組織反応性 | SAM1は単球と強く反応し、顆粒球、血小板、Tリンパ球と弱く反応します。正常組織では、内皮細胞が染色されます。 |
---|---|
染色パターン | 膜 |