CD49d抗原(インテグリンα4鎖)は、分子量130kDaのインテグリン β1鎖(CD29分子)もしくはインテグリンβ7鎖と非共有結合的に会合し、前者ではVLA-4複合体(α4/β1)を形成します。CD49d抗原は、ジスルフィド結合を含まない分子量145kDaの膜貫通型糖タンパクです。インテグリンβ1鎖もしくはβ7鎖との複合体は、フィブロネクチンやVCAM-1への細胞接着のみならず、白血球の細胞間相互作用にも関与しています。CD49d抗原は、単球、リンパ球、好酸球、胸腺細胞、ランゲルハンス細胞に発現します。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
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B,C,F,I HLDA4 |
HP2/1 (IgG1マウス) |
FITC | 100テスト | 液状 | IOTest | FCM | IM1404U | ¥77,700 |
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APC | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | B01682 | ¥52,500 |
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APC-Alexa Fluor 750 | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | B16893 | ¥54,600 |
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HP2/1抗体はVLA-4とVCAM-1の相互作用をブロックします。HP2/1抗体は、第6回HLDAでCD49dリファレンスモノクローナル抗体(ref.21)として使用されています。
溶血させた正常全血サンプル
組織反応性 | 新鮮または培養リンパ球の大部分、胸腺細胞、単球、好酸球がHP2/1抗体で染色されます。 |
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染色パターン | 膜 |