CD42b抗原(GPⅠbα)は135kDaの膜糖タンパクで、CD42c(GPⅠbβ)とジスルフィド結合して160kDaの膜タンパクを形成します。このヘテロダイマー(GPⅠb)は、CD42a(GPⅨ)及びCD42d(GPⅤ)と非共有結合的に複合体を形成します。この抗原は血小板や巨核球に存在し、血管と扁桃の内皮細胞でも報告があります。CD42a-d複合体は、von Willebrand因子のレセプタであり、またvon WilleBrand因子依存性の接着レセプタとしても知られています。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
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B,C,I,W,P HLDA5 |
SZ2 (IgG1マウス) |
精製 | 0.2 mg | 凍結乾燥 | -(azide free) | IM0409 | ¥60,900 |
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FITC | 100テスト | 液状 | IOTest | FCM | IM0648U | ¥62,000 |
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PE | 100テスト | 液状 | IOTest | FCM | IM1417U | ¥70,400 |
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APC | 50テスト | 液状 | IOTest | FCM | B13980 | ¥52,500 |
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正常末梢血から単離した
PRPをIM1417Uで染色。
SZ2抗体は、血小板へのvon Willebrand因子のリストセチン依存性結合を阻止し、リストセチン誘導の血小板凝集を阻害します。Ⅰ型コラーゲンや血小板活性化因子(PAF)による血小板凝集も阻害します。SZ2抗体は、GPⅠb複合体の構成成分を免疫沈降します。ウェスタンブロットにも使用可能です。