FcγRⅡタンパクには、3種類の遺伝子A,B,Cによりコードされた6種類のアイソフォームが存在し得ます。これらのアイソフォームの分子量は、37-43kDaの間で変化しています。各々のアイソフォームは、似ているが異なる細胞外領域を持っています。FcγRⅡAとFcγRⅡCの細胞質部分は活性型 ITAM モチーフを含んでいますが、FcγRⅡBは抑制型 ITIM モチーフを含みます。FcγRⅡB遺伝子のスプライシングの違いにより、さらに2つのアイソフォーム、 FcγRⅡBb1、FcγRⅡBb2が生じます。単球ではFcγRⅡのすべてのアイソフォームを発現しており、好中球はFcγRⅡAおよびCを発現します。FcγRⅡBはBリンパ球および肥満細胞に発現します。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
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C,E,F,I HLDA3 |
2E1 (IgG2aマウス) |
PE | 100テスト | 液状 | IOTest | FCM | IM1935 | ¥67,200 |
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正常末梢血(全血法)。IM1935で染色。
2E1抗体は、好塩基球、好中球、好酸球、血小板、B細胞に発現するアイソフォームを認識します。