2.7A6A3抗体によって認識されるAPO2.7抗原(7A6抗原とも呼ばれる)は、ミトコンドリアの膜に局在する38kDaタンパクで、アポトーシス(プログラム細胞死)を起こした細胞のみに発現します。APO2.7抗原はCD95/Fasのリガンド結合や放射線照射、または薬剤処理によるアポトーシス誘導後に検出されます。APO2.7発現はアポトーシス早期の現象です。正常の生細胞はAPO2.7に陰性または弱い陽性を示します。正常ドナーの末梢血T細胞の2%未満にAPO2.7抗原が発現することがわかっています。活性化T細胞では、アポトーシスの進行に伴ってAPO2.7が発現することが示されています。
アプリ ケーション |
クローン (アイソタイプ) |
標識 | 容量 | 形状 | 製品タイプ | 用途 | 製品番号 | 価格 | 体診 | データ シート |
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C,Ci,E,W |
2.7A6A3 (IgG1マウス) |
PE | 100テスト | 液状 | IOTest | FCM | IM2088U | ¥99,800 |
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ジギトニンによる細胞膜透過処理により、APO2.7抗体を用いてフローサイトメトリーでアポトーシス細胞を直接定量できます。APO2.7によりアポトーシスにおける初期と後期の細胞応答を正確にモニタリングすることができます。
7C11抗体(IM2387)処理によりアポトーシスを誘導したJurkat細胞株。
IM2660で染色。