FCM解析が体験できる 悪性リンパ腫 症例集

症例.1

散乱光サイトグラムにおいて、中型から大型の明らかな細胞集団が存在する。B細胞は0.3%と少なくκ/λ=2.00にて、monoclonalityなし。


大型リンパ球領域には、CD2+,3-,4-,5-,7-,8-10-,11b-,11c-,16+,56+,57-,30+,25-/+w,122+,45RO+,DR+の
NK細胞と考えられる腫瘍細胞で占められている。


各画像をクリックすると、
拡大画像がご覧いただけます。

粘膜下に中型から大型の異型細胞のびまん性増殖を認める。細胞密度が高く、腫瘍壊死を伴う。
また核分裂像も見られ、高悪性度の様相を呈する。免疫染色で異型細胞はCD3,56,30陽性、
CD5,20,79a,15,ALK-1,EMA陰性、ISHでEBERs陽性から、nasal NK/T cell lymphomaと考えられる。