フローサイトメーターを用いた分析において、最も時間がかかり、データの再現性に影響するのがサンプル調製プロセスです。ベックマン・コールターは、サンプル調製プロセスを標準化し、作業効率を高めるための新たなオートメーションソリューションを提案します。
自動サンプル調製装置 COULTER® PrepPlus 2
COULTER PrepPlus 2は、検体やコントロール細胞と、各種蛍光標識モノクローナル抗体、機器チェック用標準ビーズFlow-Set、絶対数測定用内部標準ビーズFlow-Countなどの試薬をCytomics FC 500やEPICS XL-MCLと共通のカルーセルラックにセットした試験管(12×75mm)に自動分注するサンプル調製装置です。任意の試験管に任意の試薬と任意の検体を任意の量で分注するよう自由にプログラム設定できます。試薬ラックには蓄冷性があり、試薬バイアルの形状に合わせた4タイプがあります。
また、キャップピアシングによるクローズドサンプリングシステムなので、検体に触れることなく安全に分注操作が行えます。
自動化による省力化と、分注ミスのない、安全で効率的なサンプル調製プロセスをご提供します。
サンプルの自動溶血:COULTER® TQ-Prep
COULTER TQ-Prepは、Cytomics FC 500やEPICS XL-MCLと共通のカルーセルラックを使用し、最大32本の試験管の溶血・固定処理を自動で行います。独自の試薬システムにより細胞形態を良好に保ったまま溶血・固定でき、処理後のサンプルは24時間安定です。
サンプルの自動洗浄:COULTER® CellPrep
COULTER CellPrepは、中空糸膜フィルタ(0.65μm)を応用した、 全く新しいプロセスによる自動細胞洗浄装置です。遠心分離を行うことなしに、未反応の試薬や細胞破砕片をサンプルから除くことができます。遠心洗浄でみられる細胞のロスや血小板の活性化も最小限ですみます。
試験管ラックはCytomics FC 500やEPICS XL-MCLと共通のカルーセルで、全血サンプルの場合は、COULTER PrepPlus 2、COULTER TQ-Prep、COULTER CellPrepを組み合わせることによって、検体や試薬の分注から溶血・固定、洗浄までの一連のサンプル処理を自動化できます。培養細胞など溶血不要のサンプルもCOULTER CellPrepで自動洗浄可能です。