使用目的に最適な2次抗体製品を選ぶには:
- まず、製品が特異的に反応する免疫グロブリン(Ig)の動物種(1次抗体の動物種)を選択します。動物種は英語名のアルファベット順にわかれています。例えば、お使いの1次抗体がマウスのモノクローナル抗体であれば、Mouse(マウス)以下をご覧ください。1次抗体がウサギの免疫グロブリンであれば、Rabbit(ウサギ)以下をご覧ください。
- 1次抗体の種類や使用目的に応じて、免疫グロブリンのアイソタイプ(IgG、IgMなど)を選択します。末尾の( )は、免疫グロブリンのフラグメントを意味しています。例えば、“IgG(Fc)”は、IgGのFc部分に特異的な2次抗体であることを意味します。“IgG(H+L)”は、IgGのH鎖とL鎖の両方に反応します(他のアイソタイプにも交叉反応しうるが、IgGに対するアビディティが高い)。( )がないものは、そのアイソタイプの免疫グロブリンH鎖またはL鎖に特異的です
- 次に、2次抗体の免疫動物(どの動物を用いて作製した2次抗体か)を選びます。免疫動物は、英語名のアルファベット順、すなわちDonkey(ロバ)、Goat(ヤギ)、Mouse(マウス)、Rabbit(ウサギ)、Rat(ラット)、Sheep(ヒツジ)、Swine(ブタ)の順となっています(該当する免疫動物がないものもあります)。免疫動物がマウス及びラットの製品はモノクローナル抗体です(クローン名とアイソタイプを記載しています)。
- 動物種間交叉抗体の吸収除去の有無を選択します。例えば、検体がヒト細胞の場合は、ヒトIgで吸収済み(Human-adsorbed)の2次抗体を用いるのが理想的です。同様に、マウス細胞を分析する場合には、マウスIg吸収済み(Mouse-adsorbed)の2次抗体を選択するとよいでしょう。
- もし製品があれば、2次抗体の性状、すなわちFabもしくはF(ab’)2フラグメント化の有無を選択します。Fcレセプタを介した2次抗体の非特異的結合を避けたい場合には、F(ab’)2を選択するとよいでしょう。
- 最後に標識や包装量、製品の形状等を選びます。目的とする標識抗体が無い場合は、5〜1の順に遡って再度選択してください。
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