CD9抗原(p24)は分子量24kDaの単鎖膜タンパクで、CD63、CD81、CD82、CD37、CD53などの分子をはじめとする、テトラスパン(TM4)スーパーファミリーに属します。CD9抗原は、4つの膜貫通ドメインを持ち、N末端とC末端がともに細胞内にある構造をとっています。CD9は、当初pre-B細胞由来のリンパ芽球細胞株で発見されましたが、血小板のα顆粒内と、単球、pre-B細胞、好酸球、好塩基球、および活性化したT細胞に認められます。CD9分子は、VLA(Very
Late Activation)インテグリン分子やHLA-DRなどの分子と関連しており、細胞間の接着やシグナル伝達、細胞の運動能に関与すると考えられます。